現金を配るおじさんは普通にはありえないことを常識にしてしまった

お金の話
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現金配布詐欺が横行してるのを見て、「世の中にはお金を配ってくれる人がいる」という新常識を一般人に与えてしまった、お金配りおじさんの罪は重いな、と思ったお話です。

少し前にお金配り企画へ参加することのデメリットについて書きました。

そして最近はTwitter界隈を中心にお金配布企画を冠した詐欺が横行しています。

中には有名YouTuberの名前を使う悪質なユーザーも出てきています。

本当に配布をする奇特な方もいるかもしれませんが、この場では某M澤社長のような例外を除き基本的に詐欺アカウントだということにして扱わせていただきます。

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現金配布詐欺による被害は1000万超

便乗詐欺の話はこんな記事にもなっていました。

今回発生したギブアウェイ詐欺とは、「指定した額(今回は暗号通貨)を振り込めば、数倍にして返す」とうたって振り込ませ、実際には返さずにそのまま盗むという、至って単純な手口だ。

記事の筆者さんによる集計とのことですが、1000万超とは驚きですね。

現金配布詐欺はいつからあったのか。

現金配布でおなじみM澤社長が現金配布を始めたのが2019年の年始とのこと。

それ以前はどうだったかと思い調べてみると、2018年以前でもフォロー&RTを条件にした現金配布詐欺というのはあったようです。

ただ賢明な方ならすぐに違和感を覚えて回避していたことと思います。

そもそも、ツイッターをしてる方のタイムラインにそういったツイートが流れてくることも基本的になったんじゃないでしょうか。

そもそも冷静に考えればわかりますよね。

大富豪がいたとして、見ず知らずの人にお金を配ってあげることのメリットなんてないんですよ。

現金を配布してくれるなんていう都合の良い話が現実にあるわけがないのです。

お金を配ってくれるおじさんが現れてしまった

ところが、です。

現金を配布するわけがないという周知の事実を覆す存在が現れました。

現金を配布してくれる大富豪が現れてしまったんです。

 

あのM澤社長です。

 

そのインパクトは大きく、多くの人が企画に参加されたんじゃないでしょうか。

中には当選された方もいたと思います。

この時点でみなさんの常識は書き変わってしまったんですよね。

 

「お金を配ってくれる人は実在する」

 

現金配布詐欺を行いやすい土壌ができてしまいました。

現実にはその常識は常識じゃないからね

ということでM澤社長によって新常識は作られ、それに便乗した詐欺が横行するようになりました。

もちろん、詐欺を行う人が悪いのであってM澤社長自身が悪いわけではないのですが、この作ってしまった新常識による被害は1000万超となってしまったわけです。

お金配布という人を幸せにするはずの企画が、一部で人を不幸にしてしまってるというのは皮肉なことですね。

僕らは改めて意識した方がいいでしょう。

「お金を配ってくれる大富豪なんていない」と。

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