今日はIT系のセミナーに行ってきたお話です。
東京で開催されたCocos2d-xの無料の技術セミナーに参加してきました。
池袋のメトロポリタンプラザビルが会場。参加者は20名弱といったところだったと思います。
Cocos2dを使うとゲームを作れるらしいぞという程度の認識で参加してきました。
Cocos2d-xとは
iPhoneやAndroidを始めとするスマートフォン向けのゲームエンジンです。
使いこなせるとモンストみたいな流行のゲームが作れるかもって代物です。
実際に利用する言語は、C++、Lua、JavaScriptです。
プログラマー向け!
セミナーの感想
正味1時間強。技術セミナーとしては規格外の短さと思いましたが、未経験者が触り始めるきっかけとするのには悪くないセミナーでした。
一方で、時間が限られすぎていて、講師をしてくださった清水さんも途中からペースアップして話を勧めるような状況でした。いろいろな事情があるんだと思います。
案内では基本的な使い方を教えてくれるといった話でしたが、どちらかと言えばCocos2d-xの最近の動向に重きを置いたような内容で、使い方の説明は少なかったです。
とにかく使い方を覚えたいんだよ!って人には物足りない内容だったと思います。
以下、個人的に気になったポイントです。
1.アジア圏で人気のゲームエンジン
中国発のエンジンという事もあってかアジア圏でのシェアが高く、アメリカでのシェアは低いです。
実際、日本のAppStoreでの上位アプリの多く、モンストやらツムツムでも使われているとのこと。
思った以上に使われていました。
目下のライバルはU〇ityのご様子。最近3Dにも対応し始めたとの事。
2.GUIでのエディタが充実
環境構築が面倒かと思ってましたが、Cocos2dの各種機能をつなぐCocosってプログラムがあってそこのCocos storeから各種プログラムをダウンロード・インストールできるようになっていました。
また、CocosStudioという画面エディタがあってFlashみたいな感覚で画面作りができそうな雰囲気でした。
ちょっと触れる前の認識より僕の中での敷居は下がりました。
3.とは言ってもプログラムはしなければいけない
何か動かそう!みたいな事になればそこはプログラミングする必要があるみたいです。
なんとなくパラメータ設定すればそれとなく動くUnityとは違うみたい
C++ってイメージでしたがいつのまにかJavaScriptで開発できるようになってました。
JavaScriptからC++に変換して実行しているそうです。
生のC++よりは速度落ちますが、弾幕シューティングみたいなものを作らなければ大丈夫だよって話でした。
JSが使えるのはWebコーダー的な自分としては嬉しいところです。
今後どうしていくか
以前、Unityの無料入門セミナーに参加したことがあって、そちらの場合はそのセミナーを通して受講することで数時間でゲーム的なものが作れる体験セミナーとなっていました。
それに比べるとちょっと物足りなく、すぐに何か作れるような感触はえられませんでした。
もちろん、僕がプログラマーじゃないからというのもあると思います。
エンジン部分のファイルサイズは小さく、実行時のパフォーマンスは良さそうなので興味はあるものの個人で開発するにはまだ躊躇しています。もう一押し欲しい。
とりあえずCocos2dについて多少詳しくはなれたセミナーでした。
余談
本セミナーの主催は株式会社テンダでした。
僕の勤め先でもあります。システム開発やパッケージ販売が表立っていますが、こんなセミナーもやるんですねって社員なのに思ったこの頃でした。
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