12月初旬のある朝、寝違えて首を痛めてしまいました。
首を曲げようとすると痛みが。とはいえ日常生活には困らないので放っておいたんですよね。
それから2週間。だいぶ痛みは取れてきたもののなかなか完治しません。
これはもしかして、危ない?
そう思い整形外科に行ってくる事にしました。
結果としては大したことはなかったのですが、行ってみてある事に気づきました。
診察開始前から集まる人々
今回行った場所の診療開始は朝9時から。
事前の予約などはないので開始に間に合うように病院へ行きました。
場所は家から徒歩10分弱のところにある近所の整形外科。
2年ほど前、「自転車で凍った路面を走って、すっころんで腰を打っちゃた」際にいった病院でもあります。
あとの予定もあったので診察開始の9時に合わせて病院へ行きました。
そこに待っていたのは、待合室の長椅子に座る20人ほどの年配の方々。
これは長い戦い(待ち時間)になりそうだと覚悟した瞬間です。
座ることもできず、立ったまま時間を待ちます。
とにかく多いお年寄りたち
実は、リハビリするだけの方が多く診察までの時間は意外と短くすみました。
診察開始とともに半分以上の来院者が診察やリハビリのスペースへ。
それにしても診察に合わせてきてる人が多い。
お年寄りってそんなに時間に追われているのか?
いるのは定年過ぎてゆうに10年はたっていそうな方々がほとんど。
どうみても忙しいようには思えません。
これはいったどういうことなんでしょう。
頻繁に通うお年寄りたちのコミュニティ
年配の方が多い中、アウェイ感のある自分は持ってきた小説で時間を潰すことにしました。
しかしこの病院、実に賑やか。
思い返せば、きたときからお年寄り同士で頻繁に話をしています。
それはもう、みんなが顔見知りかのよう。
病院とは思えないほど和気藹々と話をしています。
いや・・・違う・・・・きっと・・・本当に・・・・顔見知り!
住宅地にある整形外科、通う人々も地域の人なんでしょう。
加えて、リハビリは継続的に行う必要があるもの。
自然と同じメンバーが集まってきます。
集まるメンバーは腰痛などの同じような悩みを抱えた人たち。
自然と意気投合し仲良くなっていくのは当然の事のような気がします。
病院といえば具合の悪い人たちが集まるイメージでしたがここは全然違ったわけです。
整形外科は地域住民が集まる交流の場だったんです。
医師ともコミュニケーション
交流の範囲は来院者同士に限りません。
病院側との交流にも広がっていきます。
本来その日はリハビリだけで良いおばあさん、「どうしてもお医者さんに話を聞いてほしい」と頑なに懇願。
最終的には診察する流れになっていました。
すごく柔軟な対応(笑)
狭い空間だからこその親近感
今回、首の痛みということでレントゲン、採血に加えて電気治療(?)を受けてきました。
電気治療器はリハビリ側のスペースにあるのでそちらへもお邪魔してきました。
マッサージや電気治療器が所狭しと並んでいるスペースで、こちらはこちらでコミュニケーションが活発。
看護師さんもすごくフレンドリィに来院者と話をしています。
頻繁に通っているんだから看護師さんと仲良くなるのも当然ですよね。
実は楽しい整形外科。一見さんには少しのアウェイ感。
というわけで、整形外科はとても和気藹々とした賑やかな空間でした。
空気も内科などで感じる病気感(個人の感想です)はなく、居心地は悪くありません。
ただ、初めての人が常連が盛り上がっている横に座ると、ちょっとアウェイ感を感じる事もあるかもしれません。
そんな時はそんな方々を暖かく見守ったり、思い切って混ざってみるといいでしょう。
こっそり耳を傾けてみるのもいいと思います。
特に明確な落ちはありません。以上!
補足)整形外科の全てがこういう所という話ではありません。
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