そこまで収入は多くなかったけど、多くないからこそ貯蓄しようと思って続けていきました。
今、改めて振り返るとそうしていてよかったなって思っています。
若い頃に貯金しないことの弊害
お金を何に使うか、によりますが貯金しないことを選ぶと、あとあと弊害があると思うんですよね。
一度上げた生活水準は落とせない
そもそも貯金しない=無駄遣いして良いという話ではないのですが、お金に余裕があるとその分生活水準が上がる傾向にある、と個人的には思っています。 生活水準ってあげるのよりも下げるのが大変なんですよね。 特に日々の生活に影響する、食事や部屋のレベルは落としにくいです。
自分も決して家賃の高い物件に住んでいるわけではないので問題ないですが、今のところより悪い条件の物件には移りたくないって思っています。
必ず収入が上がる社会ではなくなった
もう今は年功序列で給与があがる時代ではなくなりました。
あとから貯蓄すればいいよって言えるのは劇的に収入が増える前提の話です。
給与変わらないのであれば貯蓄のスタートが遅くなるだけです。 それどころか30〜40代になると結婚、子育てと支出が増える一方です。
「家計の金融行動に関する世論調査」によると2人以上の世帯でも貯蓄(金融資産)がない世帯が約3割もいることから貯蓄が困難であることはわかると思います。
貯蓄することのメリット
続いて貯蓄のメリットについて
心にゆとりができる
人生何があるかわかりません。
僕は人生2社目の会社で社長が夜逃げする、という経験をしました。
びっくりはしましたけど、貯蓄があったおかげで言うほど焦るような自体にはならなかったです。
投資に回せる
貯蓄のない人にはイメージしにくいことだと思いますが、「お金がお金を産む」状態がやってきます。
普通預金・定期預金の利子はもはや絶望的ですが、株や投資信託などを行うことで新たな収入を得ることができます。 詳細は省きますが元となるお金が多いほど利益は大きくなります。
(当然下がり幅も大きくなるわけですが)
これは貯金をしてなければなかなかできないことですね。
若い頃は貯蓄しなくていい、はできなかった人の言い訳では
将来的に出世する、大成する意思があってそのために自己投資するならそれもアリだと思います。 僕はそんな気はなかったのでコツコツと貯金してきました。
今の年齢になってその選択は正解だったなと思っています。 みなさんはどうでしょうか。 まだ20代の方などは将来後悔することのない選択をしてもらいたいなと思うばかりです。
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