美術館って興味がないわけじゃないけどあまり行かないんですよね。
なんとなく遠い気がするし、と思っていたら近くに色々とありました。
仙台で美術館といえば、宮城県美術館。
ここはフェルメールといった有名画家の作品の特別展がされることもあったりと宮城県随一の美術館であるといえるものの、仙台駅からだと少し遠いんですよね。
でもですね。
実は仙台駅の1km圏内、徒歩で10分前後のところに美術館があるんです。
今回はそんな施設のご紹介です。
島川美術館
〒980-0014 宮城県仙台市青葉区本町2丁目14−24
開館時間:午前10時~午後5時、火曜日定休
料金:一般1200円、高校生500円、小・中300円(2020年2月時点)
ちょっと高いけど充実の作品数が楽しめる街中の大型美術館です。
オープン間もない頃の土日に行ったけどゆったりと見られました
詳細はこちらの記事で。
街中ではおそらく最大規模の美術館です。
もともとは蔵王エール島川記念館の名で宮城蔵王にあったものが2019年に移転してきました。まだ新しいせいかちょっとマイナーな美術館です。
その外観もわかりにくく、一見するとオフィスビルです。
実際、オフィスビルだった物を利用しており受付のフロアを合わせると全5フロアの縦に長い美術館です。
西洋画や日本画、陶器など150点以上の作品が同時展示されています。
ちなみに、カフェも併設。カフェのみの利用もできるようです。
仙台駅西口から歩いて12、3分。距離1km程度。家具の街通りのすぐ近くにあります。
一応の最寄駅は南北線の広瀬通駅か勾当台公園駅かな。歩いても全然行けます。
カメイ美術館
〒980-0022 仙台市青葉区五橋1-1-23
開館時間:午前10時~午後5時、火曜日定休
料金:一般300円、65歳以上無料、高校生以下無料(2020年2月時点)
近い上に低価格で楽しめる美術館です。
土日に行ったけどゆったりと見られました
こちらもカメイ五橋ビルというビルの中にあります。
エレベーターで7階に上がったところに入っており、6、7階が美術館のエリアです。
美術館とはいいますが他ジャンルで、常設展示では絵画の他、蝶を中心とした虫の標本や、こけしが展示をされています。
先日足を運んだ際は、特別展として蝶の切手の展示がされていました。
仙台駅西口から歩いて10分。距離で800m程度です。
最寄りは南北線五橋駅。徒歩でも地下鉄使っても誤差くらいの差です。
芹沢銈介美術工芸館
〒983-8511 宮城県仙台市宮城野区榴岡2丁目5-26
東北福祉大学仙台駅東口キャンパス2階
料金:一般400円、大学・専門学生300円、高校生以下無料(2020年2月時点)
(特別展は一般700円、大学・専門学生400円)
仙台駅から一番近い美術館です。
土日に行ったけどゆったりと見られました
東北福祉大学国見キャンパスにあったものが2019年1月に移転してきました。
名前の通り、染色工芸家である芹沢銈介氏の作品を展示しています。
1度しか行ったことがありませんが、基本的に芹沢作品のみを期間ごとにラインナップを変えて展示している様子。
3つの展示スペースに分かれており、メインの企画展示、映像上映スペース、その他作品展示に分かれていました。
仙台駅東口(ヨドバシカメラ側)から歩いて2,3分。距離で300m程度です。
TFUギャラリー Mini Mori(ミニモリ)
〒983-8511 宮城県仙台市宮城野区榴岡2丁目5-26
東北福祉大学仙台駅東口キャンパス1階
前述の芹沢銈介美術工芸館と同じ 東北福祉大学仙台駅東口キャンパス内にある施設です。
常設展はなくイベント開催時のみのオープンのようです。
数年前、「浮世絵ねこの世界展」の時に行ったらまぁまぁ混んでました。
https://www.tfu.ac.jp/minimori/
最近になって増えてきた街中の美術館
調べてみて分かったのが、島川美術館や芹沢銈介美術工芸館などやや遠方の美術館が、2019年になって仙台の街中に移転してきたこと。
ちょっと距離の感じられた芸術が歩み寄ってきてくれたようで嬉しいです。
行ったことないよ、知らなかったよ、という方、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
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