あけましておめでとうございます。
2016年もよろしくお願いいたします。
紅白歌合戦みてました
紅白歌合戦、観ていましたか?
個人的な話を挟むと、紅白を元々あまり見ない方だったんですが、2015年末の歌合戦は「μ’s」や「ゲスの極み乙女」など好きな方々が出ていたので楽しく観ていました。
アニメ紅白は、誰をターゲットにしているのかわからない感じでしたが、多分どう転がっても批判的意見は出るので程よい采配だったのかもしれませんね。
紅白に観たNHKの本気ぶり
Wikipedaによると、2010年からTwitterや副音声による紅白ウラトークがスタートしています。
2010年・第61回以降はオリジナル・キャラクター・ウタ♪ウッキーが制定されているほか、『紅白ウラトーク』という副音声放送やTwitterの紅白歌合戦公式アカウントの運用がそれぞれ開始
ノーチェックでしたが、Instagramには舞台裏の様子もアップされていました。
ウラトーク、最近ではすっかりおなじみ感が出てきました。
ニコ動などでの実況プレイのように「皆で楽しんでいる」感じが良いんでしょう。
このウラトークはネットでも配信されていて、公式アプリやウェブサイトから映像つきで楽しむこともできました。
今回、小林幸子さんが歌う時にはニコ生の連携も行われました。
小林幸子さんは、ニコニコ動画などネット界隈での活躍が最近多くみられていましたが、ニコ生のコメントが歌中に流れる演出があったのはすごかったですね。
紅白の楽しみ方の多様性が今年はより目立って感じられました。
紅白にかけるNHKの本気ぶりが強く感じられた今回の紅白だったように思います。
NHKはネットと連動した放送が多い?
紅白歌合戦に限らず、NHKは他局よりもネットとの連動を積極的に行っているように思います。
例えば、
- NEWS WEBで直接ツイートが番組に反映されたり、「つぶやきビッグデータ」によるその日多くツイートされた単語の紹介。
- 視聴者がガラケー・スマホ経由で投稿ができる「ケータイ大喜利」。
- ネット動画を紹介するおはよう日本の「特ダネ!投稿DO画」。
つぶやきビッグデータなどはホント面白いネットとの繋ぎ方ですよね。
若者のテレビ離れ放れと求められる変革
若者のテレビ離れと言われるようになったのは最近の事ではないように思います。
「テレビ離れ」は本当なのか? 「恋仲」は若年層では世帯視聴率が倍だった…(産経新聞) – Yahoo!ニュース
上記記事でも言われている、視聴者の分散。
テレビの前に座り込んでずっとテレビ番組を観ている時代は終わり、必要な情報を各自の手段・タイミングで集める時代に変わりました。
従来の番組形態では視聴者をテレビに縛りつける事はできなくなったんです。
民放も新しい収益スタイルが必要?
そんな中で、「ウラトークのネットでのリアルタイム配信」は新たな選択肢となり、別の形で紅白を楽しめるようにしてくれました。
これが実現できたのはNHKが、定額のサービスである事が関係してると考えています。
スポンサーCMに縛られない事は大きな強みです。
民放はCMがある以上、「自局の放送から目を離させない」事に注力せざるを得ません。この状況が続く限り、現在の放送形態から脱却する事はできないんじゃないでしょうか。
というわけで民放が今の収益形態のまま頑張っていくのか、新しいスタイルを模索していくのか、今後の動向が楽しみです。
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