テレワークで運動不足だったので、フィットネスバイク(エアロバイク)であるNEXGIM X05(型番nexgim-mg-x05)を買いました。
先に結論としては、ライトユーザー向けのフィットネスマシンとしては優秀な機械だと思います。
ただし、後半で触れますが商品情報の記載の信頼性に欠ける部分がありました。自転車イベントなどを目指す方のトレーニング機器としては向いていません。
なお、サイトによってMG-X05などと表記されることもあるようですが、楽天の商品ページの合わせてNEXGIM X05として表記します。
アプリ連動するフィットネスバイクが欲しいけどデカい・高い問題
テレワークで運動不足気味。
散歩はするけど気休め程度にしかならない、ということで打開策を模索していました。
ジムなども視野にいれて検討に検討を重ねた結果、最終的に候補にあがったのがフィットネスバイクでした。
・・・などということはまったくなく、Twitterにおすすめツイートとしてでてきた、ぬこー様ちゃんのツイート影響でZwift熱が高まり購入至りました。
zwiftがやめられねえ漫画家の話 1/3 pic.twitter.com/ctDPfDotwe
— ぬこー様ちゃんさん@絵日記毎日18時更新 (@nukosama) April 9, 2022
そもそも、Zwift自体は以前から知っていたのですが、ロードバイクにBluetooth対応の固定ローラー台をつける、もしくはこんな40〜50kgもあるようなゴツいスピンバイク
を買う必要があったんですよね。
ぬこー様ちゃんのツイートで購入欲が高まってたものの、初期投資として安くても5万円以上、それなりのものだと10万円以上かかるのでハードルの高いお買い物ということで敬遠してました。
また、いずれの方法を取るにしてもとにかく部屋のスペースが必要。
夫婦での2LDK賃貸マンション生活ではあまり現実的な選択肢ではありませんでした。
そんな中でサイズ・価格的に良さそうだったのが、NEXGIM-MG03という5万円台のモデル。
比較的小さいし価格もギリギリ許容範囲で求めてるZwiftにも対応しています。
新モデルのNEXGIM X05が2万円台であることに気づく
NEXGIM MG03の情報を調べ始めたあたりで、NEXGIM X05という新モデルが出てることに気づきました。
NEXGIM MG03よりもコンパクトで折りたたみ可能。
2万円台という低価格帯ながらZwiftにも対応しています。
MG03とは比べてみると、負荷の電動制御がなくなってダイヤルで負荷制御するマグネット式となってる一方、ハンドル部に心拍センサーがついているなど単純な廉価版ではない差別化がされています。
Zwift対応のフィットネスバイクとしては破格なので不安半分だったのですが、割引クーポンが使えて20%オフの約2万円で購入可能だったことが決め手となり注文しました。
優先度の低い買い物のはずだったんですが、割引までしてくれるなら買わない手はありません。
そこまで難しくもない組み立て
注文するとこんな段ボールに梱包された状態で届きます。
パーツと手順書が入っており、組み立てを自分で行うタイプですね。
とはいえ、開封した時点でメインの部分は下写真の状態になってるので、あとはハンドルやサドル、足をつけていくくらい。
組み立て家具などが自分でできる人であれば、組み立ては大して難しくありません。
説明書はきちんと日本語のものが付属し、読みながら進めて30分程度で組み立てられました。
苦手な方向けに動画も公開されてるので大体の人はなんとかなると思います。
一つ注意点として、結構強めに締めないとガタつくので気をつけましょう。
外観・使い方
本体自体のボタンが1つのみ、それ以外はダイヤルで負荷調整だけというシンプル操作。
Bluetooth接続も特に迷うことなく行えました。
単体だと一般的なエアロバイクといった印象です。構造もデザインも価格相応って感じです。
フィットネスバイクの中ではコンパクトな部類ですが、それでも19kgと一般的なママチャリくらいの重量感はあるので頻繁に移動させるのは厳しいです。
また、折りたたみ可能とはいえそれなりに存在感はありますね。
これは11inchのiPad Proを置いた様子。
中途半端な状態の写真になってますが、パワーソース以外に、心拍モニター、ケイデンスセンサーも取得可能です。
ハンドル部に干渉するのでこれ以上大きいタブレットは難しそうです。
全く問題なく使えました→1週間で返品
継続して利用するとまた違うかもしれませんが、現時点では問題なしです。
さっそくZwiftをインストールして世界中の人たちとサイクリングを楽しんでます。
音が気になるという方もいるようですが、マグネット式で静音性は高いので、個人的にはまったく気になりません。静かです。
ハンドルに心拍数のセンサーがついており、そちらもばっちりアプリ連携できました。
ポジション面など高価格帯のスピンバイクに比べるとイマイチなんでしょうけど、素人が使うには十分だと思います。
ペダル部はこんな感じ。
靴までは履かなくて良いですが、ゴツゴツするので靴下は履いた方がいいです。
あと、AIフィットネスバイクというウリを活かすにはNEXGIMのアプリを入れる必要があるのですが、Zwiftの方が楽しいのでそちらは1度試したっきりです。
・・・というのが到着当初の話。
1週間使用し、土日のタイミングで1時間以上のトレーニングをしたところで問題が発生しました。
ZwiftのFTPテスト(1時間強で自分の漕ぐ力を計測)してた時のことです。
私さとこよ、たまにロードバイクに乗るくらいのライトユーザーなので脚力は一般人並みです。
その日もAVG160wほどの実測値だったのですが、終盤にペダルに違和感。
おやと思ったのは一瞬でしたが、画面をみてみるとw数が明らかに低い。
それまでと比べて二分の一〜三分の一程度の値しか表示してくれません。
2時間程度放置してみるも状況は変わらず。ショップに問い合わせることとなりました。
やり取りの結果、「1時間以上の使用ではワット数の表示がおかしくなることがある」ことがメーカー問い合わせで判明。
元々、低価格帯・コンパクトながら「時間制限がない」というメリットに惹かれて購入したので話が違います。
ショップも把握できてなかったのか、すんなり返品・返金に応じていただけました。
しかしZwiftの楽しさを知ってしまった自分。
先にあたりをつけていたNEXGIM MG03に手を出すこととなりました。到着待ち。
計測の精度は、多分悪くなさそう
ZwiftのFTP測定(ショート)というのをやってみました。
※ここは計測がおかしくなる前の話です。
過去に計測したことがないので基準がわからないのですが、ネットで調べてみたところ全然トレーニングしてない成人男性がやって100wほどとのこと。
で、自分の結果ですが・・・105w。
やりかたの確認程度のつもりで手探りだったのもありますが、もともと趣味程度にしか乗ってなかった上に1年半以上ブランクがある自分。実に素人らしい結果となりました。
というわけで、初体験なので高精度かまではわからないですが、参考にしても差し支えのない精度と言えそうです。
まとめ「軽い有酸素運動目的なら優秀なマシン」
1個気になるところがあって、マグネット式なので時間の制限はないはずなのですが、1時間くらい漕ぐと本体部分が結構熱くなるんですよね。
フィットネスバイクの普通がわからないので素人には判断できないですが、長期的に使った時の耐久面は気になるところです。→計測器がおかしくなりました。
良くも悪くも価格相応のフィットネスバイクといったところでしょうか。
とはいえ、低価格帯でアプリ連携(Zwift対応)できるようにしたのは画期的なことだと思います。
負荷もほど良い感じのかかり具合で、2万円でこれなら悪くないでしょう。
継続使用時間に注意が必要ですが、費用対効果を考えれば悪くない選択肢だと思いました。
これから熱くなってくるこの季節、自宅で手軽にトレーニングできる環境が手に入ったのは良かったと思います。がんばって続けます!→最終的に少し上の価格帯のフィットネスバイクを買うことになりましたが、別の機器に乗り換えてからもがんばっていこうと思います。
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